空タブ譜・空楽譜【PDF無料ダウンロード】
空(白紙)のタブ譜や空楽譜のPDFデータがダウンロードができます。
音楽学習やレッスン、作曲など、タブ譜はギターの練習などに便利です。ご自由にダウンロードしてお使いください。
ダウンロードは一番下にあります。
楽譜の種類
小中学校の音楽でもお馴染みの五線譜、ギター用タブ譜(タブラチュア)、その他にも多くの楽譜があり、一般的な楽譜は西洋音楽(現代のポピュラー音楽を含む)のものです。
タブ譜
タブ譜はギターやベース、ウクレレなどの弦楽器で使われる初心者でも分かりやすい楽譜です。
タブ譜の平行線6本がギターの弦そのものを表します。
一番下が6弦(太い弦側)で低い音、一番上は1弦(細い弦側)で高い音。
線上の数字は左から数えたフレット番号を表します。
また、4弦ベースであれば4本線、ウクレレも4本線のタブ譜もあります。
タブ譜特有の演奏記号(テクニック記号)
タブ譜には独自の記号があります。下記一例。
- H、h(ハンマリング)
- P(プリング)
- S、slide(スライド)
- C、cho(チョーキング)
- mute、p.m(ブリッジミュート)
五線譜とタブ譜共通点
音価(音の長さ)、小節、記号やマークはタブ譜と五線譜共通で使われます。下記一例。
- 音価(音の長さ、上画像)。棒や旗の付き方。
- 拍子記号、4/4拍子、3/4拍子など。
- リピートマーク、反復記号
- リハーサルマーク
- 速度記号
- コード(和音)※クラシック音楽ではコードを使うことは少ない。
五線譜
音楽ではおなじみ五線譜は次のような特徴があります。何も書かれてなければ五線紙と言います。下記一例。
- ピアノやその他の楽器で使われ、左から右へ読み進む。
- 縦の音符の位置で音の高低を表し、五線内に収まらない音符は加線(線を追加する)する。
- 繰り返しや、指定の場所へ移動する記号やテンポ(曲の速度)や演奏の指示が書かれる。
- 音符と休符で音価(音の長さ)を表す。
- 音部記号(ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号)で音の位置を指定する。
- 調号で調(キー、Key)を指定する。
- 臨時記号、シャープ(#)とフラット(♭)
- ピアノなど音域が広い楽器にはト音記号、ヘ音記号の2段で表す大譜表を使う。
繰り返し記号
- D.S.(ダル・セーニョ:セーニョに戻る)
- S(セーニョ:Sにスラッシュと点のマーク)
- to Coda(トゥー・コーダ)
- コーダ(丸に十字)に進む
ト音記号、へ音記号
- 五線の始めに書く記号。音部記号。
- この記号があることで、5本の線が楽譜の意味を持つ。
ト音記号はG音(ソ)を第2線(下から2番目の線)に置くことを示します。
形はアルファベットのGが変形したもの。 - へ音記号はF音(ファ)を第4線(上から2番目の線)に置くことを示します。
形はアルファベットのFが変形したもの。 - ト音やへ音とは、ドレミの日本語読み。
ド(ハ)、レ(ニ)、ミ(ホ)、ファ(へ)、ソ(ト)、ラ(イ)、シ(ロ)
ト音記号の書き方
- 第2線(下から2番目)から書き始める。
G音(ト音)の位置を表す。 - 第4線(上から2番目)で交わる。
- そのまま下へ、円を通るように。
- 最後に丸を書く。
ヘ音記号の書き方
- 第4線(上から2番目)に丸を書く。
F音(ヘ音)の位置を表す。 - 円状にし第2線(下から2番目)まで書く。
- 第4間に点を書く。
- 第3間に点を書く。
その他の楽譜
コード譜
コード(和音)が演奏出来る楽器用の楽譜。
音符ではなくCやAmなどアルファベットで表す。
歌詞にコードが割り当てられているものもコード譜とも言う。
U-fret、楽器.meなどのコード譜サイトが有名。
コードが演奏出来る楽器にはピアノ(キーボードやオルガンなどの鍵盤楽器)、ギター、ウクレレなどがある。
メロディ譜(リードシート)(Cメロ譜)
メロディとコードが書かれる楽譜。C(ツェー)メロ譜に対して移調譜がある。
ポップスや歌謡曲には昔(大昔!?)からの1001(せんいち、全音楽譜出版社)や通称「赤本(全音楽譜出版社)」と言われるミュージシャン御用達の楽譜がある。
ジャズの曲集には黒本(ジャズ・スタンダード・バイブル:リットーミュージック)、青本(スタンダードジャズハンドブック:中央アート出版社)と呼ばれるものがある。
パート譜
各楽器ごとに作られる楽譜。キーボード奏者用、バイオリン奏者用、サックス奏者用など。
※サックスやトランペット等の楽器は移調楽器と言い、その楽譜は移調譜と言う。
ドラム譜
ドラム用の譜面、ヘ音記号の五線譜を使ったドラム用のパート譜。
ベース譜
ベース用の譜面。ヘ音記号の五線譜を使ったベース用のパート譜。
ハコ譜
楽曲全体を大まかに表す楽譜、コードやイントロのメロディ、大きなリズムの変化などを書くことでマスター譜面(演奏メンバー共有の楽譜)の役割になる。
バンドスコア
楽器が全て書いてあるものをバンドスコアと言い、市販されていることが多い。
ページ数が多いためバンドの練習には向かない。曲コピーの個人練習用。
同じ意味でフルスコアがありますが、オーケストラのものを指すイメージ。
楽譜と譜面
「楽譜」は「譜面」と言われることがあります。
楽曲の演奏について記号で指示が書いてあるもので「楽譜」と「譜面」の意味はほぼ同じです。
「物として」は楽譜 見る「楽譜の開いた面」は譜面
新聞紙と紙面の関係と似ており、「新聞紙」=「楽譜」はそのものを示し、「紙面」=「譜面」は、読むモノとして区別しています。今回の記事では「楽譜」に統一しています。
空の楽譜活用法
楽譜は曲の設計図です。
スラスラと読むにはある程度の訓練は必要ですが、「読む」だけでなく自分で書くことで理解しやすくなります。
楽譜を使うことで、曲全体を視覚的に捉えられ、気が付かなかった音楽的な発見があるかもしれません。この機会に楽譜の「読み書き」に挑戦してみましょう。
作曲でや耳コピ使う
DTMで作曲を行う場合、ソフトウェア上で完結してしまうため楽譜を作ることがあまりないと思いますが(アプリ内でも楽譜はつくれます)、楽譜に整理してみると、意外な発見や見落としなどが見つかります。フレーズ毎に作ったり、メロディだけ、コードだけでも楽譜に書き残しておくことで作曲にも役立ちます。
耳コピとは楽曲を聴いて(楽譜を見ずに)演奏を再現することです。
バンドで使う
人と演奏するときには楽譜を使うことで、口頭で伝えるよりもミスを避けられます。
バンドなどの多人数ではページ数の多いバンドスコアやコード譜よりも、小節数がわかるリードシートやパート譜、ハコ譜などが適しています。
見やすい楽譜作りのコツ
一般的な楽曲は、4小節でひとまとまり(ケーデンス、終止形と言う)になることが多いので楽譜の一段を4小節にすると見やすくなります。
適度に繰り返しやリピートを使い省略しながら作ることも大切です。
空楽譜PDFダウンロード
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