ギター指板音名一覧表・覚え方【一覧表pdfダウンロード】

こちらの内容はギターのチューニングとアルファベットの音階(ドレミ)の知識が最低限必要です。
指板の音の一覧表(PDFファイル)は最下部にあります。
目次
ギターの指板の音名
ギターの指板(しばん)の音を覚えましょう。6本の弦にそれぞれ24フレット(開放弦を含めて)あれば、6×25で合わせて150音もの数になります。これを全て覚えるのは大変そうですが、実は覚え方にコツがあります。
指板の音を覚えるメリット
覚えるのには時間はかかりますが、メリットが沢山あります。
- 五線譜に書かれた譜面が弾ける
- コードをフォームで覚えられる
- ギターソロやアドリブに強くなる
- 音楽理論や作曲に強くなる
指板の音の覚えるための基礎知識
音階
音階とは、元になる音からその音のオクターブ上の音まで配列したもの。
ドレミファソラシの7音も音階のひとつ。
半音と全音
半音と全音の音程(音の高さ)があり、例えばC(ド)とC#(ド#)の関係は半音、C(ド)とD(レ)の関係は全音です。
全音は1音と呼ぶこともあります。
ドレミの法則
ドレミファソラシ(ド)の音階は、
ドからレ、全音
レからミ、全音
ミからファ、半音
ファからソ、全音
ソからラ、全音
ラからシ、全音
シからド、半音
の音階になります。
ドレミの法則とは
全全半全全全半の音の並びと覚えましょう。
この音の配列をメジャースケール(長音階)と言います。
全半全全半全全にするとマイナースケール(短音階)に。詳しくは下のリンクで
ギターのフレットの構造
ギターはフレット(音の区切りになる棒状の金属)がある楽器で、各弦のフレット毎に半音区切られ、ボディ側のフレットに行くほど半音ずつ高い音になる構造です。
例えば、6弦を何も押さえない状態(開放弦)よりも6弦の1フレットを押さえた音は半音高い音になります。
指板の音名の覚え方
150音覚える?
実は半分以下で済みます。
12フレットと0フレット(開放弦)は同じ音
開放弦から11フレットまで覚えてしまえば12フレットより先の音は覚える必要はありません。
12フレットから24フレットまでは0フレット(開放弦)から11フレットまでと同じ音。
ここまでで覚える音の数は72音になります。
※フレットの数はギターによって変わります。21フレット、22フレット、24フレットなど。
6弦と1弦は同じ
6弦、1弦は音の並びは同じなので、1弦も覚える必要がなくなります。これで覚える音数は60音に減ります。
※6弦と1弦は2オクターブ違う
オクターブで覚える
オクターブの位置関係からも音名が分かります。※オクターブ・・・同じ音で高さの違うもの。
(例)6弦開放弦はE(ミ)音で、4弦2フレットE音(ミ)は1オクターブ上の音。
6弦と4弦のオクターブの関係
5弦と3弦のオクターブの関係
4弦と2弦のオクターブの関係
4弦と2弦のオクターブの位置関係は6、5弦とは1フレット違うので気をつけましょう。
3弦と1弦のオクターブの関係
シャープとフラット
シャープとは半音上がる記号、フラットは半音下がる記号です。
C#(ド#)とD♭(レ♭)は同じ音ですが、和音や調によって使い分けます。
異弦同音(いげんどうおん)
同じ高さの音が、違う弦にありますが、これを異弦同音と言います。
使用する弦による音質の差や前後のメロディやコードで使い分け、最適なポジションを選択することによってスムーズな運指が行えます。
(例) 5弦3フレットのC(ド)と6弦8フレットの2つの音は異弦同音の関係。
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