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コードって何?

コードって何

今回はコードについて解説します。
内容はギターの演奏に必ず必要な知識というわけではありませんが、ポピュラー音楽にとってコードは非常に大切な要素です。
色々な用語が出てきて、少し難しく感じると思いますが、コードの意味を知ることで、音楽についてさらに深く理解する入り口になります。

上のリンクを確認しておきましょう

コードとは何か

コードとは3つ以上の違う高さの音を指定の区間で鳴らすことを表します。
※日本語では和音(わおん)
基本的にポピュラー音楽で使われます。クラシック音楽で使われることはまずありません。

ポピュラー音楽

ポピュラー音楽とは、何らかの「広く訴求力のある」音楽ジャンルに属す、人々の好みに訴求した、あらゆる時代の音楽を包括的に指す用語、等と定義づけられ、具体的にはロック、ポップ、ソウル、レゲエ、ラップ、ダンスミュージックなどが例としてあげられる。
「ポピュラー音楽」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2020年10月23日 (金) 02:17 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E9%9F%B3%E6%A5%BD

※音楽で使うコード(Chord)です。ケーブルの意味のコード(Cord)や暗号の意味のコード(Code)ではありません。

コードが表すもの

コードが表すもの

コードは、アルファベット(ほかに数字、記号)を使うことによって、楽譜を見やすくするための便利な記号です。
しかしながら、ただの記号なので、コードの使い方が演奏者に任せられていたりと、少し曖昧なところがあります。

例えばCはド、ミ、ソの3つの音を使って。という意味になります。
ド、ミ、ソの重なり順が「ミ、ソ、ド」、「ソ、ド、ミ」などでもCに変わりはありません。

Dmはレ・ファ・ラの3つの音の意味です。
重なり順は「ファ、ラ、レ」でも「レ、ラ、ファ」などでもDmのコードになります。

実際の曲では

曲の中では五線譜タブ譜などの上、また詞のみの譜面では歌詞の上に表記されますが、コードの音が全て同時に鳴っている(ギターのストローク等)状態だけでなく、アルペジオのように音が分散して、演奏されていてもコードは成立します。
上のタブ譜でもCの箇所でド、ミ、ソには無いファの音が瞬間的に入ることも多くあります。
実際にバンド等で演奏する場合のコードの役割は、あくまでも目安程度で、コード内の音が多少変化しても、全て書かないことが多いです。

ギターのコード

ギターの場合、コードは形や押さえ方のフォームで覚えることが出来てしまうので、コード自体の「中身」を知る機会があまりありません。
このことは楽器の中でギターが「始めやすい楽器」であることにつながり、悪いことではありません。むしろ、楽譜や音符に頼らず音楽を楽しめるようになった素晴らしい発明といえます。

ギターのコードを音符で表すと
Cはギターでは上記のようにオクターブ上の「ド」と「ミ」がある。

指板の音とコード

ギターの指板の音

上の図はギターの各フレットの音を表したものですが、C、E、G(ド、ミ、ソ)がどこにあるか、探してみましょう。 色々な所にC、E、G(ド、ミ、ソ)が見つかりますが、基本的な押さえ方は以下のようになります。

ギターのCコード色々

ドミソの位置を観てみると、今まで押さえたことがあるフォームが所々にあることが分かりますか?

これらすべてがCコードです。

例えばピンクの部分は、Aのコードを押さえた時(3フレットをバレーすることにより、0フレットと同じになる)と同じフォームになっています。 同様に、ブルーの部分では、Eのフォームに(ここはFのフォームとも言える)。
グリーンはGで、黄色はDと同じのフォームです。
これら共通の押さえ方の仕組みを各コードの頭文字をとってCAGED(ケイジド)システムと言いますが、ここでは説明しません。

このように、他のコードで覚えた押さえ方が別のコードになったりするのも、ギターの面白いところでもあり、かつフォームで覚えることが出来る楽器だということが分かります。

一度に理解しようとはせずに、ギターの色々な場所(フレット)で、コードが押さえられる、ということだけでも覚えおくと良いでしょう。

三和音とルート

三和音とルート

これまで、紹介していた「ドミソ」や「レファラ」など、3つの音から出来ているので、三和音(トライアド)と言い、コードの基本の構成となります。
コードがCの時のC(ド)はルートと言い、この音を基準とします。

三和音はルート(1度)、3度5度の3つ音が鳴っているコードとなります。
ここで言う3度、5度というのは、C(ド)を1度と数え、3つ目の音のE(ミ)を3度、G(ソ)を5度と数えています。
Dmの場合はD(レ)がルート、F(ファ)が3度、A(ラ)が5度となります。
ドレミを基準として2度、4度、6度とはなりません。

メジャーコードとマイナーコードの違い

メジャーコードとマイナーコードの違い

メジャーコードとマイナーコードの違いについてギターを使って説明します。
※メジャーコードとはCやGなど、アルファベット大文字ひとつで表されているコードの事です。

違いは3度の音の違いです

例えばCであっても黄色丸の数が4つであれば、Cm(シーマイナー)になり、D(ディーメジャー)は黄色丸の数が5つになります。 他のコードでもE(ミ)をルートとすると黄色丸が5つではE、4つではEmのコードというように、3度の音程の違いがメジャーコードとマイナーコードの違いになります。

このことは全てのメジャー、マイナーコードに共通します。

スケール(音階、ドレミファソラシド)についても理解しておきましょう。

補足:メジャーコードの3度までの音程を「長(ちょう)3度」、マイナーコードの3度までの音程を「短(たん)3度」という。

パワーコード

パワーコード

パワーコードはルートと5度だけで、出来ているコードで、特にエレキギターを歪ませたサウンドでなどでは、よく使われます。
3度の音が無いことによって、シンプルですっきりとしたサウンドになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。少し分かりづらい部分もあったと思いますが、どんなに複雑なコードも考え方は同じです。コードの規則性や法則性を知ることで、例え知らないコードに出会ったとしても、解決出来るようになるでしょう。

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